闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる
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爆弾らしき時間標識があらわれた
俺は翠玉を親父に預けてからあの糞じじいのもとに行き襟元を掴み
「爆弾はどこに隠した!?」
どんなに脅しても総一郎の顔にはもう意識ここにあらずという感じだった。
(もうこいつはダメだな。)
もう俺らで自力に探すしかなくなった。
そう親父に言おうと振り向いたら
「ん・・・ここは?」
後ろを振り向いたら翠玉が目を覚ましていた
「おはよう。翠玉ちゃん。立てるかい?」
親父がそう言うと翠玉は「うん」とだけ言って地面に足を付けた。