闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる


樋口さんは俺らの方に近づくと


「で?憐。爆弾の種類はなんだ?」


「プラスチック爆弾ですがこの火薬だとここの地下は軽く吹き飛ぶと思います。もしかしたら地上にも何かの影響は何かしらあると思います。」


「どこまで解除できた?」


「暗証コードまでは何とか解除は出来ました。」


ふーんといいながら樋口さんは親父の方に近づいていった。


七彩は肩から下りて翠玉の方に向かっていった。


翠玉は七彩を抱き上げて七彩の毛を撫でていた。


思ったが翠玉幼くなってないか?


なんて思いながらも視線をモニターに向けていると


3:00


(あと3分しかないじゃないかよ!?)


慌てて親父に声を掛けようとして顔を向けると
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