私とあのコと貴方と。




「行くかっ!」



貴方はいたずらっ子のように笑って言った。




それから、いつものように町をフラフラして遊んだ。





ただひとつ最後だけが違った。


いつもだったら、小さな公園の前でバイバイする。





だけど、今日はちがう。



「陵!」



「ん?」



「ブランコしたい。」



「はぁ?小学生かよ~たくっ!」



貴方は少し恥ずかしがりながらも、
私の隣に乗ってくれた。




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