ペナルティ

「さっさぁ、どうでしょうね。すみません私も知らないんですよ」

「そう、なんですか…あの「お圭さん」」


お圭さんが次の言葉を発するとふすまが開き祐姫ちゃんが入ってきた


「あ、祐姫ちゃん」

「長居しすぎよ。沖田は仮にも病人なんだから」

「は~い、ごめんなさ~い」

「ああっ僕が話し相手頼んだんですよ」

「……とにかく、夕食の準備しましょう」

「は~い♪またね、沖田さん♪」


さっさと出ていく祐姫ちゃんに続いてお圭さんがでていく

何か嫌な予感がする

そう思ったのはお圭さんがいつもとは違う不適な笑みを浮かべていたからだろうか

それとも祐姫ちゃんのことをたくさん質問されたからだろうか

当たらなければ良いんだけど


「コホッ…嫌な咳ですね…」



∽沖田side終∽





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