ペナルティ

「ん…あれ?」


お圭さんの部屋では二人寝るには少し窮屈だと言われ、私の部屋で寝ることになった

本当はずっと起きててお圭さんを見張るつもりだったのに、いつの間にか寝ていたらしい


「お圭、さん…?」


隣で寝ているはずの彼女の姿がない

布団を触れてみるがもう冷たかった

ってことは、お圭さんが布団をでてかなり時間がたつということ


手水…?

それとも水を飲みにいってるの…?

それにしては時間がかかりすぎ…


何か嫌な感じがし、そっとお圭さんが何処にいるか探しに出た


まさか…

まさか違うよね…?


大丈夫お圭さんはすぐ見つかる

そう自分に言い聞かせながら





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