ペナルティ
「っ何考えてたんだ!」
考えているとそっと私から離れた義父さんに怒られた
今まで怒られたことがなかった私は、驚いて目を見開いた
「何で…何で自殺なんかしようとしたんだ…!!腹なんか刺して…!!」
「だって!!…だって、私捨てられるんでしょ?」
私が真っ直ぐ義父さんの顔を見ながら言うと二人が目を見開いた
「捨て、る…?」
「私が嫌いで邪魔なんでしょ?だから…だから私に婚約者を「違う!」」
「そんなことあるわけないだろう!」
「そうよ!嫌いなんかじゃないわ!」
「え…」
義母さんには確実に嫌われていると思っていた私は驚いた
「義母さん…私のこと嫌いなんじゃないの…?」
私が半信半疑で問うと義母さんは優しく微笑みいった
「何いってるの!嫌いなわけないじゃない!大好きよ!」
「じゃあなんで…なんで誉めてくれなかったの…なんで受け入れてくれなかったの…」