ペナルティ
「………っ!!」
背中の激しい痛みを感じ目を開けてみると白い布が見えた
見たところ布団のようだ
誰かが私を助けたのか…
「…余計な…ことを…」
─スッ
「あれ、起きたんですか」
襖の開く音と供に聞こえてきた声の方をみると沖田がいた
「………」
「生きてたんですね」
「…何で…」
「何でって…助けたの僕ですから」
沖田は当然だと言わんばかりの顔をしながら私の側に座った
「放っておけば良かったのに…」
「怪我人を放っておけないですよ」
「…味方とわかったわけじゃないでしょ」
「まあまあ助けるのは僕の仕事ですから☆」