ペナルティ

「はぁ…何で貴女はそうなんですか。普通ここは命乞いとかするところですよ」


沖田が呆れながらいうと『どうぞ』と食事をすすめた


「…いらない」


私が顔を背けながらいうと沖田は顔をしかめた


「毒なんか入ってませんよ。毒を盛るくらいなら僕が斬っています」

「わかってる」

「お腹空いてないんですか?でも昨日から何も食べてないですよね?食べないと背中の傷治りませんよ」

「お腹空いてない」

「…そうですか、じゃあこれは永倉さんあたりにあげますか」


沖田はやれやれとため息をつきながらお盆をもって立ち上がりでていった





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