ペナルティ

一瞬だった

いや、そう見えただけかもしれない

人間がこんなにも速く動けるのかと驚くほど速く沖田は私との距離をつめた


「へぇ…受け止めますか。なら、これはどうですか…!!」


―パンっ


お、重い…

なんとか沖田の攻撃を受け止めるも

男女の差だろうか、沖田の攻撃は1つ1つがずっしりと重かった


「そう真正面に受け止めていたら真剣は折れてますよ?」

「知るかっ!!」

「自分を守るだけでは僕には勝てませんよ?」

「くっ…!!」


だんだん沖田に押されていく


「こんなもんだったんですか?拍子抜けですね」

「…ぃ…」

「え?」

「煩い!!」


―パンっ





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