ペナルティ

少し身を引くと床を蹴り沖田に突っ込んだ


「はぁっ!!」

「わっゆっ佑姫ちゃん!?」

「沖田さんが押されてる…!?」

「ま、まさかっ!!」

「嘘だろ…!?」

「ありえねぇだろ!」


―パンっ

―ダンッ!!


「一本!沖田!」

「すっげぇ!!」

「あの場面で一本とるなんてさすが先生だ!」

「佑姫ちゃんちょっと」


わぁぁっと平士たちの歓声があがるなか、沖田が面をとった私の手を引き外へ連れていく







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