ペナルティ

どうせいつかは捨てられる

なら最初から本気になんてならない方が良い


そんなことばかり考えて

どうしたらいいかわからなかった


私はどうすればいい?

誰も答えてくれない問いかけを心のなかでどれだけし続けただろう


要らない存在であること

居場所がないこと

認められないこと


それが凄く怖かった


誰も認めてくれなくて

何もかも認めてくれなくて

どこにも居場所がなくて

それは生きていることさえ否定されているみたいだった


気づいたら私は他人を遠ざけていたけど

きっと私はどこかで他人を求めていたんだ

きっと欲しかったんだ

認めてほしかったんだ

いってほしかったんだ

私は生きていて良いんだって

私の居場所はここだって


―いってほしかったんだ





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