ペナルティ

労害に熱中症

どちらにしろ早く処置をしなければならない病気


「…………っ!!」


私はいてもたってもいられず、池田屋の中へ走った

でも池田屋の中へ入って足が止まってしまう

真っ赤に染まった床、死体の数々

あまりの酷さに息を飲んだ


「と、とにかく二階!!」

確か沖田は二階にいるはず

なるべく死体を踏まないように階段を目指した


「うおぉぉぉ!!」

「っ!?」


階段を上っていると上にいた敵が刀を振りかざしてきた


「やっ…!!」


思わず目をつぶる





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