ペナルティ

私の言葉にみんなの耳がピクッと反応したような気がした


「格好良い!?」

「へ!?あ、うん」


佐之が私の肩をガシッと掴み顔を覗く

平助をチラッとみると目が輝いていた

いつも冷静で何を考えているかわかりにくい斎藤も心なしか喜んでいるように見えた


「えっと…未来では新撰組って結構人気だよ」

「まじか!」

「っしゃーーーー!!俄然やる気でてきたーーーー!!」


新八が上の着物を脱ぎガッツポーズをする


「土方も結構人気だね」

「土方さんが!?」

「うん、“いろんな意味”で(笑)」

「!へ~♪良かったですねぇ♪」


私の言葉の意味が伝わったのか総司がにんまりと笑う


「おい…総司…なんだその顔は…それより!さっさと整理にいけ!」






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