学校一の王子の恋愛ゲーム
童顔とか可愛いとか言うと切れるので注意。
「…。」
とその間一人、読書に耽っているのがno.2、葵結城(ゆうき)。
凪とは正反対のクールな無口君です。
凜羽の幼なじみ。
残り、
no.3、蘇凰凜羽。
no.1、姫桜優芽。
以上5名で生徒会は成り立っている。
「そういえば、蘇凰って変わった苗字だよね。」
「だねぇ。」
改めて、しみじみ言う優芽と相槌をいれる愛衣。
「あ、これ?自分で決めた苗字だもん。」
「…は?」
やっぱり…。
驚く愛衣に、何となく展開が読めていた優芽。
「本名は…?」
「さぁ?」
まったく。わからないと首を振る凜羽。
…謎が多い奴だな。
「よーし、今日は例のあの行事について話し合います☆」
凪は大きなホワイトボードを引っ張ってきた。
「例のあの行事って…まさか!」