俺様不器用男子の甘い愛情
いざ放課後に来た学校近所のスーパー!
お菓子コーナーには、バレンタイン色の装飾がいっぱい。
普通に板チョコ買えばなんでも作れちゃいますよね~。
「恭平は何作ったら喜んでくれるかなー?」
「恭平くんこそ、なんでも喜んでくれそうだよねっ!」
「むぅ~……迷うから二人目の本命の買い物先にしよっかな♪」
「そうだね!」
玲菜と向かったのは、スーパーの飲み物陳列コーナー。
うん、ありました!
あたしと玲菜は小さいパックの牛乳を買う。
もう一人の本命さんのためです!
「あたしチョコレートケーキ作ろうかな♪茉璃は?」
「えっと~……じゃ、チョコクッキーとかどうかな?」
「いいと思う!はぁー!バレンタインが楽しみ~♪」
「隼世くん喜んでくれるといいなぁ」
つい数ヶ月前は、ケンカしちゃって少し隙間が開いた気がした。
改めて好きって気付けたけどね?