絶対振り向かせるからね!


私は遼ちゃんが美波ちゃんを助けているのを眺めていた



遼ちゃん、お願い!



助けて!!!





遼ちゃんは美波ちゃんを運び海辺へ向かった




よし、私も行かなきゃ





私は急いで海辺へ向かった



美波ちゃん大丈夫かな、、、


バシャバシャ


早く着かなきゃ、、、



早く、、、



私はクロールを泳いで向かった




あ、もうすぐで着く!




私は海辺に着いた



二人はどこ?



私は周りを見渡したが見つからなかった



走って探すと二人の姿があった



いた!



美波ちゃんは日陰であお向けになって寝ていた



遼ちゃんはそばについている



え、美波ちゃん、大丈夫なの?




私は走って二人の元へ行った



美波ちゃんはうっすらと目を開けていた



「はあ、、、


良かった、無事で、、、」



私は安心し、そうつぶやいた



「ごめんね、心配かけて、、、」



美波ちゃんがかすれた声で言った




美波ちゃん、、、




悪かったのは私だよ、、、



「美波ちゃん、ごめん、、、

私が遼ちゃんといたから、


こんなことになったんだ、、、」


すると遼ちゃんが振り向いた


「違うだろ、お前は悪くない

俺がトイレを待たないで優花の所に行ったからこうなったんだ、、、


美波、、、


ごめん、、、」



遼ちゃん、、、



「もうっ、二人とも悪くないから

私が金ヅチなのに勝手に泳いだからだよ」


美波ちゃんは微笑んでそう言った




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