絶対振り向かせるからね!
ようく顔を見るとその二人は間違えなく遼ちゃんと美波ちゃんだった
美波ちゃんは遼ちゃんの腕に自分の腕を絡ませている
うそ、、、
二人はまるで恋人のようだった
しかも美波ちゃんは自分の大きな胸を遼ちゃんの腕に押し当てていた
や、やだ、、、
こんなの、、、
見たくない、、、
北野と由実は気づいてないようだったけど、私は目がいいので気づいてしまった
や、やだ
目が悪かったら
こんなの、、、
見ないですんだのに、、、
私はこれ以上、二人の姿を見ていられなくなった
「ごめん、
ちょっとトイレ」
私は二人にそう言い残し、反対方向に走った
「俺もトイレ」