絶対振り向かせるからね!



「ね?いいでしょ?

よろしく!」


由実は笑顔で言った



由実、、、



そんなに北野のこと好きなの?



私、、、




言えない




北野が最低なやつだって





だって





そんなこと言ったら



由実が



傷つく





私はそんな不安な気持ちを抱えながら


バスに乗っていた




そして目的地に着いた


その時には夜になっていて、空にはキレイな星光っていた




きれい、、、




星ってこんなにきれいなんだ



しばらく星を眺めていると、遼ちゃんが近づいてきた



「きれいだな、、、

星」



「うん、きれい、、、

ずっと見ていたいな」


すると星を眺めていた遼ちゃんの目は、私の方へ向きを変えた




え、、、?




すると遼ちゃんの顔が私の顔の隣にきた




近い、、、





「優花もきれいだよ」



遼ちゃんは私の耳元でささやいた



え、、、、




今、、、



きれいって言ったの?




< 84 / 99 >

この作品をシェア

pagetop