恋がしたい。




「あ…あたし…は」



あたしの頬に触れたままのマーくんの華奢な手から

熱はどんどん増す。


今マーくんの目に

あたしは

どんな風に映ってるのかな。



きっと、嘘をついたって


バレるんだろうな。




全部




見透かされているような


気がしてならないよ。




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