恋がしたい。


午後から、お客さんが何人か来て、顔のコトをつっこまれても軽く流し、とにかく黙々と仕事を頑張った。



「…ありがとうございました〜」


最後のお客さんが帰った



「やッッッと終わった!店長!!早く行きましょ〜?片付けは明日の朝しますから!!」


「もぉ〜わかったよ!」




呆れ顔の店長を引き連れ、
あたしの家の近くの、行きつけの居酒屋に来た。


昨日から何も食べていないあたしは、すぐに酔っ払った



「店長ぉぉ〜コウちゃんわぁ、ひどいんですぅ〜」


「わかったわかった!何度も聞いたでしょ?」



店長は赤い顔をしながらもあたしをなだめる。




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