恋がしたい。



完全にカレー離れしちゃってるよ………





だってなんか色がすでにおかしいんだもん……




「よかった〜
俺腹減ってたんだよね!

もちろん俺の分もあるんだよね…??」




「う、うん…

マーくんのために作ったんだよ…」




「えーマジで!!

嬉しい!ありがとう!
早く食べよ〜!」




そう言ってあたしの王子様は


リビングのソファーに腰掛け



ニコニコしながら


あたしの料理を待ってる。






えーーー…




どうしよう………




まぁどうしようもないよね。



これしかないし…





あたしは仕方なく

そのミルクカレーを

器によそって


付け合わせのツナサラダと一緒に



マーくんに差し出した。







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