恋がしたい。



「え?う…うん。」




あまりにおいしそうに食べてるマーくんに押されて

あたしもスプーンを口に運んだ。




「ん…………

お、おいしいかも」




「でしょ!?
なんか懐かしい味がする」




確かに。



初めて食べる不思議な味のカレーだけど。




これはこれでいける!






「俺さーヒメんちのおばさんが作ったカレー大好きだったんだよね!

すげー懐かしい。ありがとう!」




「えっ………あ、うん」




そんなの…覚えててくれたんだぁ。



なんか…作ってよかったかも。



ていうか


ママありがとう!!!


みたいな!!



分量は間違えちゃったケド。



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