恋がしたい。


な、なんか今日、空気おかしくない??


い、いつもと違うよーな。


マーくんと顔を見合わせ、首を傾げる。




「おいっ!リョータ!早く言えよ!」


マスターがリョータくんを怒鳴る。



「え、は、はい!」




あたしとマーくんのビールをそれぞれ置き、



リョータくんは超真っ赤な顔をして





「ヒ、ヒメさん!」




と挙動不振にあたしに向かって声をかけた。






「…え?な、なに?!」






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