来い恋
あー考えなきゃいけないことや聞かなきゃいけない事が多すぎて
あっぷあっぷしちゃうよー
なんて考えていると鍵を開ける音がした
・・・帰って来た。

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夕飯をすませ亮輔さんとリビングでくつろいでた。
でも私は今日の柴田課長の事で頭がいっぱい。
「芽依」
「なんですか?」
「柴田課長とどんな話をしたんだ?」
え?なんで?私は雑用に付き合わされたと言っただけで
話しは・・・してないことにして・・たん・・だけど?
そんな私の驚きに亮輔さんはニヤリと笑いながら
「どうせあの人の事だから芽衣にくだらないこと吹きこんだんだろ?」
「え・・・あ・・・あの・・・」
「何を聞かれたのかなー?」
亮輔さんの体が徐々に近づいてくる
え?え?どうしよう・・・・
「正直に言わないと・・・・すごいことしちゃうよ~~」
ちょ・・・ちょっとその変態っぽいの辞めてほしいんですけど・・・
亮輔さんのいたずらっっ子のような顔が近付いてきた
やばい・・・このまま・・
「わかりました。言います。・・・言いますよ」
亮輔さんはちょっと残念そうな顔をしながらも姿勢を正した。
内心、本当はエッチな事がしたかっただけかとも思ったが
私は一呼吸おくと重い口を開いた。
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