来い恋

ドキドキの初旅行・・・３

どのくらいたったのだろう・・・
急に目が覚めてまわりを見ると私はいつの間にかベッドで寝ていた。
目が覚める前の記憶を辿る・・・
あの時確か・・・
のぼせちゃって・・・それで・・・私
恐る恐る掛けられている布団を上げると
あああああ！私何も身につけてない。
しかもすぐ横で静かな寝息を立てて眠る亮輔さんの姿があった。
やばい、もしかして裸のままここまで運ばれたのかな？
・・・・・運ばれたんだよ。
自分の姿と失態に全身から力が抜けてきた。
せめてバスローブでも羽織っていたらよかったけど
全てに後悔するがどうすることも出来ず隣にで寝てる
亮輔さんの寝顔を黙って見ていた。
寝顔までかっこいいじゃないか！
この顔で私の残念な裸を思いっきり見たんだよね。
はーっと深いため息がこぼれた。
でもこのままじっとしていても仕方ない。
私は亮輔さんが起きないように裸のままゆっくりと向きを変え
ゆっくり地面に足をつけ、ゆっくり立ち上がりそのままダッシュでバスルームに
行く予定だった。
そう、予定ではそのつもりだったのに立ち上がった途端捕まっちゃいました。
そしてそのまま引きずられるようにベッドの中に入り
亮輔さんにしっかりと抱きしめられたいた。