最高の遅刻

あいつは、ペコッと頭を下げた。


だから俺も頭を下げた。


なんか照れてる…。やっぱり不思議な女だ。




HRが終わって、帰る準備をしていると、翔太が話しかけてきた。


「なぁ凌雅。お前部活はいんねぇの？」


そーいえば、部活のことなにも考えてなかった。


まぁ、一応中学の時はバスケ部にはいってた。ちなみに、エースだった。


「まだ、わかんねぇーな。仕事もあるし」

「また、俺とバスケ部入んねぇ？仕事もあるだろうけど…。」


まぁ、部活に入るのは悪くない。


「とりあえず、考えとくわ。」


「おーう。いい返事、期待しとくわ。」

「うぃーす」


それから俺は仕事にいった。