最高の遅刻





「あー。私、1-Bだ!」





「俺、1-Fだ。めっちゃ、離れてるな」





「1―Dから芸能科だもんねー。校舎もおむかいだしねー…」



あー。同じクラスになりたかったぁー!


と、うかれていると




「こらー!そこでなにしてるんだ!1年だろ?式始まってるぞ!」



「はいっ!すぐいきます!」


体育館まで、小走りで走りながら、2人で笑った。

「まっまた…はなせたらいいなぁ」

そんなことおもいながら走った。


あー。今日は嬉しい遅刻だったなぁと思った。


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