*総PV2億突破御礼*完
ジーッと見ていたら、時間は過ぎていたようで。
「お客様、ご注文はお決まりでしょうか?」
「え?」
席まで案内してくれたスタッフさんが注文を取りに来ていた。
うわっ! あの男の人に見惚れていたところを見られていたなんて恥ずかしい!
咄嗟に顔をメニュー表で隠す。
「あ、はい。ホットコーヒーで」
そう注文すると、彼から復唱する声が聞こえた。
「ご注文承りました。……アイツ、初めて見ますよね? 前からバイトとしてはいたんですけど、今日は久しぶりに入ったんです。かなりのイケメンだから、女性のお客さんが多くて多くて。アイツ目当てに通う方もいるんですよ?」
あたしの行動が面白かったのか、クスクスと笑うウェイターさん。
でもバカにしたような笑い方じゃない。
微笑ましいといった感じ?
「ここ、よく来てますよね?」
「あ、はい……落ち着くから……」
恐る恐るメニュー表から顔を出して、彼の顔を見上げる。
「お客様、ご注文はお決まりでしょうか?」
「え?」
席まで案内してくれたスタッフさんが注文を取りに来ていた。
うわっ! あの男の人に見惚れていたところを見られていたなんて恥ずかしい!
咄嗟に顔をメニュー表で隠す。
「あ、はい。ホットコーヒーで」
そう注文すると、彼から復唱する声が聞こえた。
「ご注文承りました。……アイツ、初めて見ますよね? 前からバイトとしてはいたんですけど、今日は久しぶりに入ったんです。かなりのイケメンだから、女性のお客さんが多くて多くて。アイツ目当てに通う方もいるんですよ?」
あたしの行動が面白かったのか、クスクスと笑うウェイターさん。
でもバカにしたような笑い方じゃない。
微笑ましいといった感じ?
「ここ、よく来てますよね?」
「あ、はい……落ち着くから……」
恐る恐るメニュー表から顔を出して、彼の顔を見上げる。