*総PV2億突破御礼*完
レモネード
なっちゃんとカフェに行った日から数日後。
ハードなダンスレッスンの休憩中に聞こえてくるのは、あの話題。
「もう応募した?」
「したよ~ドキドキだし~」
「ルナとエレナも応募したんでしょ? ヤバくない?」
「うっそ! 勝てっこないじゃん」
こんな会話があちこちから上がるのも仕方ない。
BKN48のオーディションの一次選考まで、あと2週間なんだから。
一次審査は、書類選考だ。
応募者の写真や履歴書などを見て、審査するのだという。
容姿が普通すぎるあたしは、果たして大丈夫なんだろうか。
ルナやエレナみたいな美人じゃないし、スタイルが良いわけじゃない。
見た目勝負では圧倒的に不利なんだけどなぁ。
そうは思っても、憧れの工藤茅那ちゃんと同じステージに立ちたいという夢は変わらない。
厳しいだろうけど、何でもやってみるって決めたんだ。
あと4年だけなんだから。
そろそろあたしも書類を郵送しなきゃね。
まだバックに入ったまんまだ。
あとは宛名書きと切手を貼ったら終わりだもん。
切手は近くのコンビニで買って、明日にはポストに投函しよう。
そう決めて、あたしはレッスンを再開した――――。
ハードなダンスレッスンの休憩中に聞こえてくるのは、あの話題。
「もう応募した?」
「したよ~ドキドキだし~」
「ルナとエレナも応募したんでしょ? ヤバくない?」
「うっそ! 勝てっこないじゃん」
こんな会話があちこちから上がるのも仕方ない。
BKN48のオーディションの一次選考まで、あと2週間なんだから。
一次審査は、書類選考だ。
応募者の写真や履歴書などを見て、審査するのだという。
容姿が普通すぎるあたしは、果たして大丈夫なんだろうか。
ルナやエレナみたいな美人じゃないし、スタイルが良いわけじゃない。
見た目勝負では圧倒的に不利なんだけどなぁ。
そうは思っても、憧れの工藤茅那ちゃんと同じステージに立ちたいという夢は変わらない。
厳しいだろうけど、何でもやってみるって決めたんだ。
あと4年だけなんだから。
そろそろあたしも書類を郵送しなきゃね。
まだバックに入ったまんまだ。
あとは宛名書きと切手を貼ったら終わりだもん。
切手は近くのコンビニで買って、明日にはポストに投函しよう。
そう決めて、あたしはレッスンを再開した――――。