*総PV2億突破御礼*完
あーこんなつもりで合格を知らせに来たわけじゃないのに。
ただ、あたしの夢を知ってる彼に、一歩前進したことを伝えたかっただけなのだ。
「なんか、逆に悪いなぁ……」
独り言を呟いてグラスに入った水を一口飲み、ふと店内を見た。
なんだかんだで、高瀬さんしか見てなくて、今日のお客さんの状況とか把握してなかった。
高瀬さんがいるってことで、少しだけ女性のお客さんが多い気がする。
でも満席ってわけじゃないようで、ポツポツと席は空いている。
その時、カランカランと優しい鐘の音が鳴って、新たなお客さんがやって来たことを知らせる。
座っているソファー席から、入って来た人の姿が見えて……思わず息を呑んだ。
うっわー……すっごくキレイ……。
腰まで届く長い髪は金色。
白地に黄色ベースの小花柄ワンピース。
羽織にはネイビーのカーデ。
ワンピースの裾から伸びる日焼けなんて無縁そうな白くて細い足がとってもキレイ。
顔が小さくて、背はあたしと変わらなさそうだけど、細身で華奢。
雰囲気からしてものすごく美人だ。
その女性は、斉藤さんの案内であたしの近くにあったソファー席へと座る。
斉藤さん、好みなのか……目がハートだ。
彼女に釘づけらしい。
近くに来たことで見えた、その彼女の顔はもっとすごかった。
ただ、あたしの夢を知ってる彼に、一歩前進したことを伝えたかっただけなのだ。
「なんか、逆に悪いなぁ……」
独り言を呟いてグラスに入った水を一口飲み、ふと店内を見た。
なんだかんだで、高瀬さんしか見てなくて、今日のお客さんの状況とか把握してなかった。
高瀬さんがいるってことで、少しだけ女性のお客さんが多い気がする。
でも満席ってわけじゃないようで、ポツポツと席は空いている。
その時、カランカランと優しい鐘の音が鳴って、新たなお客さんがやって来たことを知らせる。
座っているソファー席から、入って来た人の姿が見えて……思わず息を呑んだ。
うっわー……すっごくキレイ……。
腰まで届く長い髪は金色。
白地に黄色ベースの小花柄ワンピース。
羽織にはネイビーのカーデ。
ワンピースの裾から伸びる日焼けなんて無縁そうな白くて細い足がとってもキレイ。
顔が小さくて、背はあたしと変わらなさそうだけど、細身で華奢。
雰囲気からしてものすごく美人だ。
その女性は、斉藤さんの案内であたしの近くにあったソファー席へと座る。
斉藤さん、好みなのか……目がハートだ。
彼女に釘づけらしい。
近くに来たことで見えた、その彼女の顔はもっとすごかった。