*総PV2億突破御礼*完
うわっ……その笑顔、マジヤバイ!!

男女関係なく全員を夢中にさせちゃうくらいの威力があったよ!!


美女の微笑みに言葉が出ず、小さく会釈することしかできないあたし。

すると、彼女はまた笑みを深くした。

ぜったいに性格もいい人だ。

断言する。

見ず知らずの人にジロジロと見られていたのに、イヤな顔全然しないんだもの。



キレイで性格も良さげな金髪の彼女。

こんな人いるんだ~って思っていたら。



「お待たせしました。イチゴのショートケーキとレモネードです」



高瀬さんが注文したものをトレーに乗せて運んできた。

その時、金髪の彼女がさっと高瀬さんから目を逸らす。

まるで、彼の視界に入らないよう身を隠すように。


ん? なんで?


その光景に、首を傾げるあたし。

多くの女性は、高瀬さんが近くを通ると熱視線を向けるというのに。

金髪美女は、顔を髪で隠すように下を向き、スマホを弄っている。


興味ないのかな?

首を傾げていると、思わぬところから答えが返ってきた。






「おい、なんだよそれ。コスプレ? マジで似合わねえな、悪目立ちしすぎ。そんなんで変装したつもりかよ、バカ」


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