恋愛ゲームに従兄有。


あたしは大声を上げた


そこに居たのはあたしが関わるはずないイケメンが立って居たから。


やばい……かっこいい……
って、だめだめ!!

あたしはこれが終わったら死ぬんだから、本当に。




「おい、なんでそんな顔してんだよ」


「………いいじゃん、これコンプレックスなの。」


「……自信持っても良いんじゃねぇか?」

同情してくれてるの?


あたしなんかに?


「お前さ、深く考えすぎなんだよ。もっと鏡みろ、もっと信じろ。自分を……」



「なにがわかるの?あたしは自分が大っ嫌い。だってこの顔のせいで皆、軽減するしこのブスの顔のせいであたしの人生めちゃくちゃなんだもん。わかんないでしょ?チヤホヤされてるあなたにはさ。」

「私は、ただこんな顔ってだけで周りの皆が離れて行くのが嫌だった。親友も消えた今、私になにもないよ?だから、早く行って戻って来る、だからあたしの物語にも終わりをつけないとね?」

最後にニコッて笑うと




あいつは悲しそうな顔をしたんだ。











なんで……………?












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