恋愛ゲームに従兄有。



「早く、連れてって?、ね?」


「お、おう」


「んじゃ両手出せ」


「はい」


あたしはスケスケの手をすくむに向かって差し出した。



すると、黄色い光が漂い始め


あたしは気づいたら暑い暑い炎天下のお日様の下にいた。



「は?ここどこよ。」


「そこは、お前が零として降り立った地、まあ頑張れ」


脳内から聞こえた声はあっという間に消えてしまい



ついには零だというのに、あたしは汗が出てくるのが嫌で日陰へ移動した。





早く、見つけるんだ、そして次こそ………







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