恋愛ゲームに従兄有。



「………」


「………」



黙り込む二人。


ここは、どうするべきなのか、





「あの、」




あたしは第一声を唱えた。


「誰?あなた」









「俺使い物ってとこ?」





「なんの、使い物なのよ」




「地獄か、天国かの。」



「私ここでいいや。ここなら、誰もいないもん。」


「は?どういう意味だよ」


「だから、ここにずっといますって意味」






「ここに、いたいのか?天国にいけば天国での生活がすきになるはずで、地獄へ行くならお前は解放されるのに。」





「ここで、いい」








だんだん安心してした私の気持ち、








あたしは
この空間に






居たい。


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