恋愛ゲームに従兄有。
気がついた頃には



とっくに佐賀だった。


あたしは新幹線を降りて新しい街へ踏み出した。


なぜか田舎っぽいイメージがあったが、


案外都会であった。


あたしは大きく深呼吸をして


家がどこにあるのかさえ


わからないばあちゃんちを探し始めた。


やっぱり見つかるはずなくて


あたしは後悔だけが


脳裏によぎった。


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