恋愛ゲームに従兄有。


翌朝、あたしはご飯も食べずに布団の中でくるまっていた。




すると




トントンッって音がしたから


「はーい」



とだけ返事して



そこに立っていたのは




朝食を抱えた



攻生だった。



「あ、おはよー!」


とだけあたしは告げた


それに答えるように



攻生も「ん、おはよ」



と返してくれた。



それに伴い、麻木はんをあたしに渡してくれた



「昨日・・・泣いてたみたいだけど・・・大丈夫か?」



心配そうな目をする攻生を見ていたら



なぜかある感情が出てきて・・・



「大丈夫大丈夫!ちょっと目にゴミが吐いちゃってさーあはは・・・えっ?」




作り笑いしているのがバレたせいか、



気づけばあたしは




攻生の胸の中・・・。

























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