恋愛ゲームに従兄有。
いざ戻る。
「まあとにかくだ。捜してこい、案外簡単に見つかるかもしれないじゃねぇか!」
おいおいその自信は何処から来てんだっつーのw
「でもさー、どうやって、私が元の世界に戻るの?」
これは単なるみんなが思う疑問と一緒だ。
だって、死んだ私がまた元の肉体に戻って動けなんて…
多分今頃、もしもとの肉体に戻ったのならば
あたしはすごいことになっているとは思う。
まあ、想像病院よね…………
あぁ、かわいそうなあたし。
惨めでかわいそう………
「自分で言うな、あほ。」
「はいはい、んでどうすればいいの?」
「お前には魂だけで行ってもらう。」
「魂だけって……ばか言わないで。肉体ないのに歩けるわけないじゃない。」
「まあ、そーかもな。普通に考えたら」
「…」
あたしはただ驚くことしかできず
黙っていた。