夜色の月と白色の月
どうして神様は自分を作ったのか。



どうして神様はふたつも月を作ったのか。



夜色の月の中で、何かが壊れていきます。



自分は、白色の月の代わり――身代わりでしかない。



自分はいらない月なのだと……



< 3 / 15 >

この作品をシェア

pagetop