春
悠希くんからの連絡はあの日以来何もなくて。
あたしも何も言えなくて。
結局沖縄のときと同じ状況になってしまっている。
これじゃダメだということはわかっている。
でも、なんて言う?
あの時はごめんね?
今更?
ご飯に誘おうったってそんな気軽に遊べる距離にはいない。
でもやっぱり、このままはよくないよね。
ーーー
最後に会った日、冷たくしてごめんね。
光のことは信じられないままだけど、
またマコちゃんとか誘ってどこか案内してくれない?
今度はあたしがお金貯めて沖縄に行くから。
これだけ送信した。
けれど…
帰ってきたのはエラーメッセージ。
「あぁ、アドレス変えちゃったんだ」
一人で部屋でつぶやいた。
マコちゃん暇かなー。
スマホをスライドさせてマコちゃんに電話をかけた。
『もっしー?
どしたのー?』
「あー、ごめん、今大丈夫?」
『いーよ!』
「あたし、悠希くんに嫌われちゃったよーあはは」
『悠希?なんで?』
「もう4ヶ月も前なんだけどさ〜」
『あー、あれね?聞いた!ふみちょんから』
「そうなんだ〜あたしひどかったよね〜」
『んー、そうでもないと思うよ!だって悠希、葵のこと好きなのに、嫌な思いさせたって言ってたみたいだし』
「また言ってたの?やめてほしー」
『冗談じゃないと思うよー!』
「え、そうなの?」
『おそらく!』
あたしも何も言えなくて。
結局沖縄のときと同じ状況になってしまっている。
これじゃダメだということはわかっている。
でも、なんて言う?
あの時はごめんね?
今更?
ご飯に誘おうったってそんな気軽に遊べる距離にはいない。
でもやっぱり、このままはよくないよね。
ーーー
最後に会った日、冷たくしてごめんね。
光のことは信じられないままだけど、
またマコちゃんとか誘ってどこか案内してくれない?
今度はあたしがお金貯めて沖縄に行くから。
これだけ送信した。
けれど…
帰ってきたのはエラーメッセージ。
「あぁ、アドレス変えちゃったんだ」
一人で部屋でつぶやいた。
マコちゃん暇かなー。
スマホをスライドさせてマコちゃんに電話をかけた。
『もっしー?
どしたのー?』
「あー、ごめん、今大丈夫?」
『いーよ!』
「あたし、悠希くんに嫌われちゃったよーあはは」
『悠希?なんで?』
「もう4ヶ月も前なんだけどさ〜」
『あー、あれね?聞いた!ふみちょんから』
「そうなんだ〜あたしひどかったよね〜」
『んー、そうでもないと思うよ!だって悠希、葵のこと好きなのに、嫌な思いさせたって言ってたみたいだし』
「また言ってたの?やめてほしー」
『冗談じゃないと思うよー!』
「え、そうなの?」
『おそらく!』