「好きで好きでたまらないんだよ!
お前が光と楽しそうにしてるのが嫌で、嫌いだと言ったけど、本当は、…本当は…、俺にはそうしてやれるものがなくて、そんな自分が嫌いだったんだ。たくさん、傷付けてごめん。
お前が泣く顔は見たくないし、光と歩いてるお前が好きだった。できることならまた一緒に歩いてほしかった。それなのによぉ、あいつ馬鹿だよなぁ!ほんと、馬鹿なんだよ。あいつは。優しすぎる…」




「優輝さん…うっ…うぅ…あああ…!あああ…一人じゃなかった…あたし、一人ぼっちじゃなかったぁ…っうぅぅ…あああぁ…」




2人で抱き合いながら泣いて、あの頃のように、あたしを落ち着かせてくれる長いキスを交わした。
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