メガネはずしちゃダメ！
あの休みから、
会社で芹沢の様子を何となく気にしながら過ごしている。

天の言っていることは未だにわかっていないけど、

芹沢の会社での仕事のこなす量が以上ってことだけはわかった。

あたしに仕事を押し付けていても、

終わらないくらいの仕事をこなしていた。

あたしは、今ではもうあの量に慣れてしまい残業はするものの帰る時間も早くなっている。

あと、気づいたことは芹沢が時々自分を見ていてくれること。

あたしが困っているときに、
からかいなからだけどあたしのところにきて教えてくれる。

その時また、あたしの胸は早く鳴り出して仕事に集中できない。

天の言う、『自分の知らない芹沢さん』を、

知る為の何かなんじゃないかって思っているものの、

この気持ちがなんなのか知らないあたしがいる。
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