バスケ部のツートップに恋をした。
そう言ってまたスタスタと歩いて行ってしまうから


それ以上は聞かなかった。


「…あ、竹城君。私の家、ここだから…」


「そ?じゃあ、はい」


とスクバを私に渡す。


「今日はありがとね」


「いやいや。じゃあ、また明日」


「バイバイ」


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