浅葱色に射す一筋の光
土方は体をプルプル震わせて怒鳴り散らす
土方「一突きで逝かせてやる!!!」
その怒鳴り声に…三馬鹿が来てしまった…
三馬鹿「朝から素晴らしい光景だ!!」
「今日は1日頑張れる!」
「意外と乳あるんだな…」
総司「……見ないで下さい!!!」
そう言い、手をお椀型にし、翔の胸に押し当てた…。
土方「…お前が言うな!!そして今すぐ手を離せ~~~~!!! 翔は布団に入れ!!」
翔が布団に潜り込むと…
土方「…俺が逝くまで…あの世で楽しくやってくれ…」
刀を振り上げると…
近藤「何やってるんだ。皆広間で待ってるぞ!! ッッッ!!!翔はどうした?早く起きないか!」
と、布団をバサッと取り払った…
全員「………………あ………………」
…皆…絶句。
布団は文机の方に飛んでってしまったから
土方は羽織りを脱いで翔にバサッとかけた
近藤「……………………スマン……」
必死に土方に謝る近藤
いやいやいやいや…私に謝ってくれ!!!
土方「皆…悪いな…今から晒し首にさせて頂くが、言い残すことはあるか?」
全員「いやいやいやいや。早まるな!!」
総司と平助は一目散に逃げ出し、道場の裏に身を潜めた…
総司「…危ない所でした…」
平助「…早かれ遅かれ晒し首は免れないんじゃないの?」
総司「…大丈夫です。死ぬ時は一緒です…」
平助「………………総司……………………」
軽く感動している平助。。。
総司「それにしても…あの胸の感触…柔らかかった。大福の様でした…」
平助「…良いなぁ~。俺も触れたかった」
総司「…………殺されたいのですか?」
平助「………………………………………
お前の翔じゃないし!」
総司「いえ。私のです!」
ギャイギャイ言い合っていたから…気付かなかった…
土方「…此処にいたのか…待たせたな…」
総司・平助「っっっ!!!」
平助は死を覚悟し、総司に
【今までありがとう】
と言う感謝の気持ちを目で送った。
すると、総司は黙って頷き
平助を土方へと突き飛ばし、一目散に逃げ出した…
平助「…裏切り者ーーーー!!!」
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