浅葱色に射す一筋の光
記憶喪失………?




 頭が激しく痛い…何で? 確かに私は新撰組ヲタかもしれない。


 此処にモノマネ芸人がいるなら是非会いたい


  龍馬「少し眠ったらどぅじゃろう」


  優輝菜「有り難くそうさせて頂きます。あっ!逸れてるし!ピストルと弾で幾らなの?」

     龍馬「100両位じゃ」


   優輝菜「…円でお願いします。」


   龍馬「え?えん?なんじゃ?」


  優輝菜「…まず…その喋り方辞めて!!」


        龍馬「?」


     優輝菜「土…佐…弁…」


  龍馬「儂の事…何処まで知っちゅう?」


  優輝菜「…学校で習う程度じゃない?少しは個人的に調べましたけど…」


    龍馬「…どぅ言う事じゃ…」


  優輝菜「…私は…何で着物着てるんですかね…?」


  龍馬「…着物しかないがか…仕方ないがじゃ…」


   優輝菜「…窮屈ですよ~これ…」


    龍馬「袴にするがか?」


   優輝菜「…洋服ないんかい…」


    龍馬「…西洋のもんかいな…

      変わったオナゴじゃのぉ」


  優輝菜「…っっっ!!! ゼファー…」


  龍馬「ゼファーとな…?」


  優輝菜「…バイク…」


  龍馬「…分からんが…」


  優輝菜「… You do not know that you are saying this person ... 」 


  龍馬「…おんし!!エゲレス語が分かるがか?」


  優輝菜「…学校で習う程度ですけど…」


       龍馬「…学校?」


  優輝菜「もぉ!!!ムカツク!!何で言葉が通じないの!!」


  龍馬「むかつく? 怒ってるがか?」


  優輝菜「……………………………………」


  龍馬「おんし…何処から来たんじゃ」


  優輝菜「さっき藤沢って言わなかった?」


  龍馬「此処は江戸時代の京じゃ…」


  優輝菜「……………………………………」

  頭狂ってる…変な人だ…逃げなきゃ」


  立ち上がり…お世話になりましたと言い




      旅館を出た…




      っっっ!!!

  




   頭が狂ってるのは私っっっ!!!




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