浅葱色に射す一筋の光
15分位? ボーーーッとしてたけど…来ないから…先程の場所まで戻ってみた…
立ち尽くしたまま…
ボーーーッと町を見ていた…
ギュッ!!!
優輝菜「っっっ!!!(ビクッ!)」
抱きつかれた…
ガゴンっっっ!!!
優輝菜「…てぇな…何すんだよ…」
?「何すんだじゃねぇ!!!
みんなに迷惑かけやがって…!」
優輝菜「…てめぇ…誰に言ってんだ…」
?「はぁ~?翔…てめぇだよ!!!」
総司「あ…土方さん!!翔も!!無事で良かった…」
?「こいつ…何か変だぞ?」
総司「…私が分かりますか?」
優輝菜は警戒し始める…
優輝菜「何で…てめぇら…翔を知ってる!!」
総司「…やっぱり…」
?「…何だ…」
総司「…昔の記憶はあるけど、京に来てからの記憶が無くなってます…」
パンパンパンパンパン
ビクーーーーーーーーー!!!
今度は私達の前に現れた男……
優輝菜「…てめぇ…さっきからうるせぇんだよ…」
?「お前を助けてやる…来い!!」
腕を引っ張ると土方と呼ばれていた男が
左手で優輝菜の腰に回し、引き寄せた…
土方「…誰だ」 右手は刀…
沖田も刀を相手に向けていた
?「その女を渡せ…」
土方「断る!」
?「…記憶…ねぇんだろ?聞きてぇ事もある…翔の事…」
土・沖・優「っっっ!!!」
優輝菜「…翔がいるの?」
?「あぁ…」
優輝菜「っっっ!!!会いたい!!!」
土方の胸の中からゆっくり出て高杉の方へ向かい歩き出した…
土方「…行かせる訳ねぇだろ!!」
またもや腰に手を回され引きずり戻された