浅葱色に射す一筋の光





  晋作「え?なんだって? プププ 


 翔「捕まるもんかって言ったんだよ!」 


  麻呂に担がれ、2人はダッシュ!!!


  土方「翔!!! 待ちやがれ!!!」


    土方と総司もダッシュ!!!


  担がれてる私は土方と総司が見える!


  翔「総司!!!マスクマスク!マスク取ってきて! それから迎えに来て!!!マスクしなかったら…斬るっっっーーー!」



  総司はクルッと方向転換して屯所へと入っていった…


   翔「私がいるとこは…し…ムグ」


   晋作の手によって口は塞がれた…

  
    土方「新八! 左之!」


  カッコ良く登場したのは

 
  刀を肩に担ぐ新八と槍を肩に担ぐ左之


  麻呂と晋作の前に立つと二人は剣先を晋作達に向けた。


  左之「…うちの姫を返して貰おうか…」


  新八「…うちのじゃじゃ馬を返して貰おうか…」

  翔「…左之格好いいよ!!惚れた!!」


  左之「だろ?やっぱ俺のが一段上なんだよ!だから新八はもてねぇし、馬鹿なんだ」

  
  新八「お前より馬鹿じゃねぇ~!!!」

 

   新八と左之の言い合いが始まり…



   晋作と麻呂は闘うことなくスルー


  翔「てめぇ~ら…馬鹿かぁ!!!

     帰ったら覚えとけ!

   歳!貞操を守る自信がない!

    早く助けて!私はし…ムグ」



  またもや晋作によって口を塞がれた…




  土方は左之と新八の頭叩いてるし…




    ーーーーーーーーーーーーーー



  後ろ手に縛られて梁に吊されてる私


   麻呂「此処までやんなくても」


 晋作「い~や…こいつはまた絶対脱走する」 

   麻呂…同情するなら逃がせよ…


     翔「下ろせっっっ!!」


      麻呂「無理!!!」
  



  
< 131 / 407 >

この作品をシェア

pagetop