浅葱色に射す一筋の光




  
  翔「……………………………………」 


  皆「……………………………………」


  翔「何してんの…………」


  左之「お前が上がるの待ってた…」


  翔「出ろ!!!クソがぁ~!!!」


  またも…みんなに裸体を晒した翔だった

  

   ーーーーーーーーーーーーーー



  乙女心…傷付くから止めてくれない?



   ーーーーーーーーーーーーーー



  脱衣場から追い出し、体を拭いていると…


  ?「……………あ……………………………」 


  翔「……………………………………

    ぎやぁーーーーーーーー!!!」


  ?「待てぃ!!!私は男色…」


  翔の口を塞ぐ武田観柳斎…全裸の私を壁に追いやる…


  バタバタバタバタバタバタバタバタ


     スパンッッッ!!! 


  土方「……ほぉ?武田…翔に手を出すとは…やってくれるじゃないか…おめぇは男色だろがぁ!!!」


  土方は武田観柳斎を背負い投げしてお腹の上に膝を置き、動けないようにした。


  土方「早く着替えろ!!!あいつらも平隊士達も来るぞ!!」


  翔「わぁ~!!くそっっっ!!!」


  半分濡れたまま着流しに腕を通し…帯を締めた。


  武田観柳斎「叫ぶのを止めさせるために口を塞いだだけで…襲おうとしたわけではない」


  翔「もう良いよ…歳…騒ぎになる前に帰ろう…」


  土方「あぁ。武田…気をつけろ…こいつは…化けもんだ…襲おうと思うな……」


   武田観柳斎「…心得てます」


      翔「はぁ~?」


  土方「おら…行くぞ!妖怪!」


  翔「もう一度言っとく……はぁ~?」


  土方「何だ…裸女…」


  翔「……握り潰すぞ?」


  土方「あ~コワイコワイ。行くぞ」


  腕を引っ張り部屋へと急ぐ…

    



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