浅葱色に射す一筋の光




  
  烝が去った後…翔は見廻り組の事を考えてた…

  
  管轄が違うから…あう機会も無いし…


  坂本龍馬の暗殺だって、きっと松平容保の要請だろ?


 私がそれを遮ったら…新選組はどぅなる?


  左之の「こなくそっ!」って言ったと言われてるのも気になる…


  坂本龍馬暗殺には…色んな説が有りすぎて困る…


  坂本龍馬の旅館は…

       …………近江屋…………


   宿を移してもらう…?


   新選組で拉致る?


   桂小五郎に見張ってもらう?


  はぁ~…池田屋…池田屋…池田屋ではどうする?


  目を瞑って考えている間に眠ってしまった


  土方「……おぃ!こんな所で寝てんな!」 


  翔「…え?今何時?」


  土方「…夕餉だぞ~」


  翔「かなり寝た…暖かくてさぁ~」


  土方「外ではだけさせてんじゃねぇ!」

   
  翔「廊下では寝れないね…」


  土方「だな…おら…行くぞ!」


  と、胸元を直してくれる歳。

  

    ーーーーーーーーーーーーーー



  夕餉が終わり、お風呂にも入り、


  寝る準備をしていた時


  翔「坂本龍馬を助けたいって言ったらどうする?」


    土方「今度は何だ?」


  翔「ちょっと…先の話なんだけど、坂本龍馬は多分松平容保の命で暗殺されるの。

黒幕は未来でもまだ分かってないんだけど…多分…佐々木って人。

だけど、新選組のせいにされて、近藤さんは斬首…だから止めたいのと、坂本龍馬には世を変える力がある。だから…生きてほしい。

 長州を狙いすぎて…新選組は目の敵にされちゃうから、池田屋事件にも関わる…。

 早急に…近藤さんと話して欲しいの。 

 幕府を取るか…新選組を取るか…の選択肢」


 土方「分かった。明日にでも近藤さんと話す」

  翔「後さ…池田屋事件って、新選組にとって凄い大きな手柄で、お金も凄い入るんだけど…そこである説では総司が吐血するの…」


    土方「っっっ!!!」


  翔「だけど、これはあくまで私の見解だけど、総司がそこで労咳を発症となると…

 死ぬまでの期間が長すぎる…だから…

  分かんないけど…それと労咳とは違うんじゃないかと…

  で、話を戻して…池田屋事件では、要するに、長州の人を大虐殺するわけで…

 これを行うと…倒幕派になるのは難しくなるけど…どうしましょうかね…」


  土方「分かった。それも踏まえて近藤さんと話す。」
  
 

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