浅葱色に射す一筋の光


  

   二日後 
 
  土方達が出した答えは…江戸への帰還。


     まさかの答えだった。


     翔「…江戸に帰る?」


  土方「あぁ。近藤さんは前々から上様の警護なら…と、来たんだが、京都守護職ならば試衞館に戻りたいらしくてな…ツネさんにも文を出してたらしいんだ…」


  翔「新選組…良いのかな…。見切りつけちゃって…

 私…どうしようかな…ゼファーもあるし…お団子屋さんで働かせてもらいながら生きていこうかな~」

  土方「…夫婦になるか? 試衞館で働きながら近くに家構えてガキ作って…平穏に暮らすか?」


  翔「………土方歳三が? ふっ!」


  土方「何だよ~!!俺は元々薬売りだぞ?」


  翔「…ふふ…知ってる~」

 

  新選組……………解散……………


  私…大変なことしちゃった?今更ながら


    ヤバいかもっっっ!!!


  未来に新選組は残らなくて…良いのか?


  翔「……後悔しない……?武士になるのが夢だった歳が…後悔しないの?」


  土方「…………どうだかな………それは死ぬ時に分かるんじゃねぇか?」


  様子……見ましょうかね…今言っても喧嘩になりそうだし…



  
   あと…2ヶ月で運命の別れ道…



  
  
  
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