浅葱色に射す一筋の光
総司の看護師
スパンッッッ!!!
総司「(ビクーーーッ!!) ちょっと!私…これから病人になるんですよ!!!体に障る事しないで下さい!!!」
翔「プーーーッ! ゴメンゴメン…
ちょっと話さない?」
総司「良いですよ~…あまり脅かさないで下さいよっっっ?」
翔「それは…悪いけど約束できない…」
総司「………刺しますよ?」
翔「ダメです。でね…」
総司「……聞いて下さいよ…」
翔「…黙れっ!でね、未来の栄養剤をこれから少しずつ飲んでもらうから…。多分この時代のよりは効く筈だからね…」
総司「…大丈夫なんですか?」
翔「……さぁ…」
総司「っっっ!!!無責任な発言じゃないですか!!!」
翔「…いらない?」
総司「いります!!!」
翔「良し!イイコイイコ」ナデナデ
総司「子供扱いしなくて良いです!」
翔「今の所…変わったことは?」
総司「…ないですよ?」
翔「あまり疲れても、菌は入りやすいから…これからお風呂上がりに肩もみに来るからね~」
総司「本当ですかっっっ?」
翔「うん。総司が元気でいられるように、私も協力するから…二人で頑張ろう!」
総司「…心強いです…正直…疑心と不安で押しつぶされそうだったんですよ!」ニコッ!
翔「………………総司……………………」
ギュッ!!!
私は総司を抱き締めていた。
総司「…………少し…そのままで………」
翔「………毎日…こうするから…」
私は膝建ちのまま総司を抱き締め頭を撫でていた…
総司は小刻みに肩を震わせていた
この史実だけは…変えさせて!!!
私を此処に連れてきた奴…総司を病で死なせないで……私が変わりに労咳になっても良いから…………。
お願い…神様…。